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絵を飾りたいとき

絵を飾りたいとき

 「絵を飾ろう」と思っている方へ飾る絵を選ぶポイントをご紹介。住まいのインテリアの一つであるアート作品は、種類も値段もまちまちで、どう選べばよいか迷うことも多いと思います。

 どんなところに、どんな絵飾る?お勧め6選をご紹介します。

 

 インテリアの一つである絵画は、壁にかけることが多く場所を取りません。壁は生活の中で無意識に何度も視界に入るので、そのたびにそこにある色や柄、形に気持ちが影響されていることになります。どんなものを飾るかというのは、難しいことではありません。どんな気持ちで生活していきたいかという自分の気持ちにフォーカスして決めていきましょう。

 

 

家に出入りするたびにゆとりが生まれる

 「自分の家は自分そのもの」といいます。玄関はその出入り口。毎日家を出る時、帰宅した時に、どんな気持ちでいたいかを想像しながら絵を探してみましょう。

 風水的に言うと、玄関に置くとよいものの代表に植物や風景を題材にしたものがあげられます。一般的に飽きが来ない、気持ちが安定する効果が期待できます。

 色では黄色は明るくポジティブになる色で、出勤するときには応援の後押しにもなります。黄色い花などは金運が上がるアイ

テムの一つとも言われています。見るたびにやる気が湧いてくるかもしれません。

 青系統は気持ちが落ち着き心穏やかにする効果があります、空や海の景色もよいでしょう。空の絵は、季節や時間によって青、黄、オレンジ、白といった美しいグラデーションで描かれることが多く、絵を見た時の日々の自分の気持ちのグラデーションに寄り添ってくれるのでお勧めです。

 植物を描いた作品は、緑色が使われていることが多いので、自然の命の営みの中に生きている安心感が得られるでしょう。

 マンションやアパートの玄関であれば、大きさはサムホール(縦227㎜横158㎜)から6号(縦410㎜横318㎜)くらいの大きさがあまり主張せずに馴染むと思います。

 

 見て気持ちがいい絵画作品を玄関に飾ると、出入りするたびに、お客様を迎えるたびに、心に小さなゆとりが生まれてくるでしょう。

 

お勧め①どんな絵を飾るかを迷ったら植物や空、山、海の自然の風景を選ぶと生活の中になじみやすいです。

    自分が味わいたい気持ちに沿って色を選びましょう。・・・ポジティブな黄色 落ち着き穏やかな青・緑

 

お勧め②玄関ドアを開けた方向に飾ると出入りするたびに、自分も、家族も、お客様も気持ちにゆとりが生まれる効果があります。

 

 

ほっとひと息つける空間

 家で過ごす中で、長い時間を過ごすリビング。一人暮らしなら、ほぼリビングがマイルームになっていることが多いかもしれません。一人でも、家族でも、誰にとっても居心地の良い空間を作りたいですね。

 一日の中で、ほっと一息つける空間にはどのような絵を、どんな位置に置くのがよいでしょう。

 お洒落で素敵な空間づくりは、広い部屋に大きな壁、そして大きめの観葉植物とソファがあれば、もうあとは、大きめの絵を一つ壁にかけるか、6号くらいの小ぶりの絵を3つくらいかけておくと、イメージ通りの素敵な空間ができ上ります。絵は季節ごとにかけ替えると、部屋の体感温度まで変化し、部屋の中の空気も一新されて気持ちよく過ごすことができるでしょう。

 しかし、生活空間がそんなに広いわけでもなく、家具や、壁掛けラック等で絵を飾る壁の面積が少ないという場合でも、そこに小さなはがき大サイズの絵が飾られている場合でも同じような効果は得られます。

 

 飾るとよい色は、風水の方角ラッキーカラーなど調べるとたくさん出てきますが、金運・・・黄色  恋愛運・・・ ピンク 赤  

 健康運・・・緑 青  仕事運・・・茶 紫 水色   家庭運・・・オレンジ 緑 ベージュ  人間関係・・・オレンジ 黄色 黄緑

などが一般的なようです。 

 

 絵の種類は、風景や、静物、人物などの具象(写真のような正確な表現から、ファンタジックな雰囲気のある表現まで、何を描いているかわかる)作品から、何を描いているのかわからない色や形で表現された抽象作品まで、様々です。

 その中で自分の気分がよくなる色や造形を選びましょう。

 

 有名か無名か、一般的に人気があるものか、そうでないかは、部屋の空間に溶け込み、自分の気持ちを整えていくことには、それほど大きな違いはありません。「この絵が部屋にある中で生活したら気分が上がりそうだなあ。」「この絵の前で5分以上眺めていても疲れないし、飽きないなあ。」と感じる作品が自分の家に合うものです。

 

 絵の価格は、原画であれば20㎝×16㎝くらいで2万円から4万円くらいが相場です。さらに高額な作品はきりなくありますが、画家が自分の魂を込めて描いている原画作品は、そのくらいの値段がついています。絵画作品には、作品を印刷されたものと、原画と言われる画家が直接描いた1点物がありますので、印刷物であれば1000円くらいでも購入できます。

 できれば、原画を飾るのがお勧めです。生花とドライフラワーの違いのように、原画には絵から発せられるエネルギーがあるのです。原画作品を見て、気に入る絵にはその人に合った、または必要としているエネルギーがあるのだと思います。それが、ずっと生活する空間にあるのですから。

 (生花は、その空間にプラスのエネルギーを呼び込むと言われており、花が一凛でもあるのとないのとでは、部屋に住む人の体調までも変わるようです。観葉植物でも同じ効果が得られるそうです。)

 

 飾る場所は、部屋に入って全体を見ると自然に目に入る場所がよいでしょう。部屋の壁の面積や窓の位置にもよりますが、観葉植物の横や上、ソファの上や水槽の上など、ほっと一息つける場所にあるのが効果的です。

 

お勧め③ ほっと一息できる空間づくりに、壁の絵は役立ちます。季節ごとに掛け替えると、空気も変わります。

 

お勧め④ 風水などの自分に必要なラッキーカラーを基準に考えてもよいけれど、自分が見て気分がよくなる色や表現の作品が一番部屋に合う 

     ものです。

 

お勧め⑤ 部屋の中にせっかく飾るのであれば、原画が一番。原画から発せられるプラスのエネルギーをもらいましょう。

 

 

作品に出会ったタイミングで購入を決める

 絵画を飾ろうと思い立ったときに、どこで購入できるのでしょう。一番良いのは、現物を見て買うのが安心です。町のギャラリーで個展をしている作家さんの作品を見に行くと、その人の作品に込めた思いも聞けるし、絵の見方も深まり、自分が気に入った絵にも出会いやすくなります。デパートで常時売っている作品は、どんな人がどんな思いで描いているのか調べてみることがお勧めです。作品は、見ただけでピンとくる魅力的なものがある中、どれを選べばよいかわからないと思う作品のほうが圧倒的に多いからです。

 原画作品は、決して安い買い物ではないので、「なんとなく無難だから」で選ぶのはもったいない気がします。

 あまり時間もないので、ネットで調べて購入したいという方も多いと思います。

 ネット販売でも、レプリカや印刷されたものが、とても安価で購入できます。原画作品も値段は様々ですが、この場合も、直接メール等で作家さんへ問い合わせてみるのもよいと思います。その作品についての思いなども質問すると、作品の見方が変わって、より飾ることが楽しくなるでしょう。

 この絵を飾りたいと思った時が、きっと購入のベストなタイミングです。

 「絵を飾ってみよう」と思われた方が、気に入った絵に出会って購入されて、「飾ってよかった。」と幸せな気持ちになって下さったら幸いです。

お勧め⑥作品を購入するときは、現物を見て作家と話して購入するのがベストですが、ネット購入の場合も作家に問い合わせて購入するのが安心です。

 

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