運を味方にする
運をコントロールすることはできるのか
運とは、自分の意識を超えた何かの力だろう。だから、自分が、「今から運を上げていきます」と言ってあげていったりできるのだろうか。
そう思いながらも、多くの人は、開運を願って神社に行ったり、占い師や開運アドバイザーのセッションを受けに行く。
運が上がる、運が下がる
自分が願っていたことが起きた時、「運が上がってきた」と思う。結婚したいと願っている人に、心惹かれる相手が見つかったり、新しくできた気になるお店に食事に行きたいと思っていたら、食事に誘われてそのお店に行くことができたりした時、「運がいい。運が上がってきた。」と思うだろう。
思ったようにいかない時、今日はこの時間でこの仕事をしようと思った時に限って書類が見つからない、急用が入る。おまけに慌ててミスをして、倍以上の時間がかかって周囲にも迷惑をかける。そして、付き合っている相手とも喧嘩をして、音信不通。「運が悪い。そもそも自分は何をやってもうまくいかない。」そのような負のスパイラルにはまる時、「運が下がっている」と思う。
運がいいと思える毎日を送りたい。しかも、運は上がりっぱなしでもいい。ある程度上がったら下がらなければならないという仕組みはない。
それでは運がいい毎日を考えてみよう。
運氣をあげる方法とは
① 神様と仲良くする
※今回はキリスト教徒でもなく、特定の神様を信仰しているわけでもない(自分のような)日本人にスポ ットをあてて考えることにする。
毎朝夕、神棚や仏壇に手を合わせるのは、最高だと思う。でも、神棚も仏壇もないアパートに住んでいる場合は、例えば初詣に行って買ったお札が部屋に貼ってある場合はそこでもいいと思う。とくに貼ってなければ、東か北に向かって、神様に朝夕のあいさつをしよう。
家の神様(トイレ・玄関・台所・風呂場)にあいさつをするように掃除をしよう。話しかけたり、感謝をしたりしながら掃除をするといい。
日ごろ、運がいいと思った瞬間に、そこにいると思われる神様(ご先祖様・守護霊さんかも)にありがとうを言おう。例えば、毎日の自動車出勤で、車の通りが多い道に、タイミングよく車が来ていなくて入れた時はいつも「神様、どうもありがとう。」買いたかった食品が、今日は安くていいものが手に入った。「ラッキー、神様ありがとう。」というような具合で。
神様と仲良くするという事は、目には見えないエネルギーに意識を向けてそれとともに生活するという事で、実際は、意識しなくてもそこにはあるのだけど、意識して「仲良くする・感謝する」と、運というエネルギーが味方してくれるということになる。
②同じ結果でも捉え方を変える
財布の中身が100円だった。「100円しかない。もう、何も買えない。なんて不幸なんだ。明日の給料日まで何も食べられない。」と思うのか、「100円もある。そう思ってコンビニに入ったら、お気に入りのおにぎりが、見切り商品になっていて1個買えた。よかった。100円があったおかげで、今日食べることができた。」と思うのか。
100円という現実は変わらなくても、思いと行動を変えるだけで、幸せは得られる。
運は、「ある、ついてる。」と思うところに流れてくる。運は、動くもの、波動なので同じ波動が引き寄せあうという原理から考えれば、常に「私は運がいい。ついている。」と本気で思って生活を送れば、すべてのものは必要なタイミングで得られる。
これも欲しいあれも欲しいと思っていると、不足しか得られない。「ある。」と思えるものが引き寄せられる。
③ピンと来る情報を得たら行動してみる
日頃から「運氣」のことを思っていると、たまたま見たYouTubeから、本から、人と話していたら、「運氣を上げるために、するといいこと。」という情報が入ってくる確率が上がってくる。これも、波動の引き寄せだ。情報にピンときたら、メモをして、実際にやってみるといい。すぐにできそうなことから、今から今日から行動してみる。例えば、
・呼吸を深くする習慣をつける。横隔膜を使って声を出そう。と物部彩花さんが言っていた。
・トイレ掃除をする。と小林正観さんが言っていた。
など。
そのうちやろうと思ったら、そのほとんどは忘れて行動しないだろう。私は特にその傾向が強い。「とてもいいことを知った。これを実践したらいいだろう。」そう思って次の日になったらほとんどしない。そして、忘れていくのだ。
確立としては、早速やってみる人が50%、その内続ける人が20%と言われている。
運氣を上げている人から学ぶ
運氣が上がっていると思われる人が近くにいたら、その人がどんなことを実践しているのかを聞いてみよう。運氣が上がっている、活動が波に乗っている人のそばにいるだけで波動が同調して調子が上がることもある。その方に、実践方法を聞けたら自分もやってみようと思いやすいし、その後の相談もできると最高だ。
でも、そんな人が近くに見当たらない時は、動画の人でもいい。
運氣が上がっているなあと思うユーチューバーの動画を見るのは好きだ。そして、その人が行っていることの中に運を上げるヒントは必ず得られる。
最近、朝、必ず見ているチャンネルが、「崔の店長日誌。」というもので、いつも気付きをもらっている。親しみやすい人柄がにじみ出ているような方で、とても聞きやすい構成なので、毎朝見ている。
その影響なのか、朝、洗面所でドライヤーをかけているとふと思ったことがあった。
崔さんが、「開運」は一人でどんなに努力してもできない。周りの人たちのことを思い、その人たちが幸せになるように祈り、自分の力を使う。すると、開運する。開運すると、自分の想像を超える出来事が起こる。と言っていた。
そんなことを思っていたら、『「個人」という考えはそもそも違っていて、人間は常に周りと繋がっている時に力が出せて、それが「運」を上げたり「開運」したりするという事。個という字は、人が固まると書く。固まるは、古を囲ったもので、古い昔、人は神とも人とも繋がってお互いを思いあって、それで能力を出し合い生きてきたのに、ある時点でそれぞれを全く切り離して、繋がりで得られる力を封印して、競わせて、勝者と敗者を作ってきた、古い知恵を囲って切り離して、「個」になったのではないかと思ったのだ。漢字は、ひらがなと違い意味が絞られる。だからこそ、一つの漢字から与えられる力は大きい。「氣」だったものが「気」に変えられたり、「體」・・各部分が連なってまとまりをなした人体 という字から「体」・・・頭、胴体、手足などの肉体のすべてをまとめて言う のほうが一般に使われているなど。
ちょっと話題からそれたようだけれど、「運」は、「個」では、なかなか上がらないという事が腑に落ちたのだ。
運を上げよう
さあ、実践しよう。私の最近の実践を紹介。
一日一回誰かを喜ばせる行動
運は、廻ってくる。一日一回誰かを喜ばせることをしてみよう。そう思い立った日に誰とも会わなかったら?ラインでもいいので、ほめよう。いきなり褒めるのも不自然だと思ったら影褒めをする。ということで、ラインで影褒めをしたり、娘に朝早くの出勤ご苦労さんラインを送ったり。大したことないんだけど、自分が一番気持ちが暖かくなる気がする。
おかげ参り
1月31日は、月の最終日。おまけに立春間近の、もうすぐ土用明け。早速おかげ参りをして、ご先祖さんと神様に「ありがとう」を伝えに行く。職場近くの神社に参って、お墓参りをする。父方のお墓と母方のお墓は同じお寺にあるので、ありがたい。ご先祖様に感謝を伝える。「いつもそばで応援してくれて、ありがとう。」おじいさん、おばあさんたちは本当に傍で守ってくれている。その帰り道、エンジェルナンバーが、続けて現れる。早速、応援メッセージをくれている。ありがとう。
家の近所の路地に入ると、前の車がその前の車にイライラしている。自転車を抜かないで、ゆっくり走っているから。うーん、まあ仕方ないよね。あと50メートルくらいで解決。と思いきや、イライラクラクションに先頭車が焦って自転車に接触したらしい。これは、「運転、気をつけなさいね。あなたは飛ばすから。」とメッセージくれてるんだなあ。自転車のおじさんに注意されている先頭車を見ながら、そう思う。
運は、気が付いたときに「そういえば最近いい感じ」というくらいに上がっている。
気持ちよく過ごせているし、次のチャレンジもそこにある。
これからも、運を上げていく生き方を実践していこう。
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